胃にも悪性リンパ腫ができるのでしょうか?

悪性リンパ腫 悪性リンパ腫と聞くと「とりあえず怖い病気」という認識を持たれる方がほとんどだと思います。事実、悪性リンパ腫は「リンパのガン」とも言え、恐ろしい病には間違いありません。
仮に自分が悪性リンパ腫になってしまったら・・・。ということを考えると不安になることでしょう。本サイトでは、そうした不安や疑問を30点に絞って、まとめてあります。
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胃にも悪性リンパ腫ができるのでしょうか?

Q.悪性リンパ腫が胃にもできると先日知りました。本当なのでしょうか?

A.はい、本当です。このメカニズムについて本項ではまとめていきたいと思います。

血液の中には、身体を細菌から守るための物質、白血球があることはご承知のことかと存じます。この白血球は大きく分けて5種類あるのですが、そのうちの一つにリンパ球と呼ばれるものがあります。


このリンパ球には抗体を生成するB細胞、つまりBリンパ球と、それを調整するT細胞、すなわちTリンパ球が存在します。そして、外部から細菌やウイルスが侵入、あるいはガン細胞が生成されるとTリンパ球がそういった「敵」を倒すかのように、キラー細胞、キラーリンパ球化するのです。

ですが、このリンパ球自体がガン細胞化してしまうと、すなわち悪性リンパ腫となり、リンパ球の働きが急激に落ちますので、体内に現れる影響が大きくなるのです。

また、こうした小さなリンパ球はリンパ組織として身体の隅々に存在しています。先ほどあげたリンパ球の働きが落ちることも含め、体中にガンが生じる可能性が高まってしまうと考えられます。

ですから、ご指摘の通り、胃に存在するリンパ組織が崩れてしまい、リンパ腫が生じてしまえば、それはすなわち「胃リンパ腫」、胃の悪性リンパ腫だということになります。

こうしたリンパ節以外に悪性リンパ腫ができたものを節外性リンパ腫、そして、一般的にとらえられるリンパ節に腫瘍が生じたものを節性リンパ腫と呼びます。