悪性リンパ腫と聞くと「とりあえず怖い病気」という認識を持たれる方がほとんどだと思います。事実、悪性リンパ腫は「リンパのガン」とも言え、恐ろしい病には間違いありません。仮に自分が悪性リンパ腫になってしまったら・・・。ということを考えると不安になることでしょう。本サイトでは、そうした不安や疑問を30点に絞って、まとめてあります。
悪性リンパ腫の生体検査とは?
Q.悪性リンパ腫における検査、特に生体検査とはどのようなものなのでしょうか?
A.何種類かの生体検査が存在しますので、順を追ってご説明します。これらの検査は基本的にはすべて行うものですが、場合によってはそうでないこともあります。いずれにしろ、医師の指示に従ったほうがよさそうです。
・リンパ節生体検査
以前にも触れましたが、これはリンパ節を少量切りとって、その細胞組織を検査するものです。主に頚部のリンパ節を採取し、顕微鏡を用いて調べます。
心配なのが、採取する際の「痛み」だと思われますが、局部麻酔を用いますので、軽減されるかとは存じます。
・骨髄穿刺(マルク)
人間の血液を生成する、スポンジ状の脊髄。つまり骨髄は、人間の体の中でも、大きなウエイトを占めている部位の一つといえます。この骨髄に悪性リンパ腫を生成するような物質が浸潤しているかどうかを検査するのが、通称「マルク」です。
検査方法としては、骨に針を刺すというもので、その生体を検査するという性質のものです。
・脊髄検査(ルンバール)
これは、脳などの中枢神経に悪性リンパ腫を生成するような物質が浸潤しているかどうかを見るものです。脊髄、つまり髄液を採取し、検査が行われます。リンパ節生体検査同様に、局部麻酔を用いて採取します。
これらの生体検査は、イメージ通り、簡単にはいきません。簡単にいかない、というのは、つまり「痛み」が生じやすいのです。
特に脊髄検査においては、術後において頭痛を併発する場合もあるので、その点は心がけておいたほうがよさそうです。脳内の髄液が動くことで、こうした痛みを引き起こすのです。当然、検査後は安静にする必要があります。

